ヨーロピアンショートヘアの“ボウイ(Bowie)”は、右目が青、左目が緑の虹彩を持つオッドアイ虹彩異色症)のオス猫である。SNSではその美しい瞳に魅せられた人が急増しており、このたび『Bored Panda』に取り上げられさらに注目を浴びている。

スペインバレンシア州ベニドルムに住むマリア・ロレットさん(Maria Lloret)が、オッドアイの“ボウイ”を飼い始めたのは2018年のことだった。ボウイは生後3か月の時に公園に捨てられていたところをアニマルシェルタースタッフによって保護され、飼い主を募集する広告を見たマリアさん姉妹によって引き取られた。ボウイと名付けたのはマリアさんで、一目見て、英ミュージシャン2016年に亡くなったデヴィッド・ボウイDavid Bowie)が頭に浮かんだそうだ。

マリアさんは「ボウイには一目惚れしたの。『なんて美しい猫なのかしら』と思ったわ。それにとっても甘えん坊で愛されキャラで、喉を鳴らしては寄ってくるの。シェルターから我が家に連れて帰った日は、もの凄い勢いで食事をしたかと思うと、私の腕の中で寝てしまったのよ」と当時を振り返る。

こんなボウイの「愛らしくて、食いしん坊で、寝るのが大好き」という第一印象は今も変わらないようで、マリアさんは「ボウイが嫌いな食べ物はないわね。好きな餌の袋を見ると、すぐに喉を鳴らすし、音が出るネズミおもちゃで遊ぶのが大好きなの。自分でネズミを放り投げて、それをキャッチして遊んでいるわ。その姿がとっても面白いのよ」と明かした。また「我が家にはボウイのほかにも、アニマルシェルターから引き取った猫がいるのよ」と語ると、こう続けた。

「うちにいるのはみんな捨てられたりして保護された猫よ。ペットショップで買うよりも、アニマルシェルターから引き取ることでその動物の命を救うことができるから。世の中には第2のチャンスを待っている動物たちがたくさんいるわ。ボウイがやってくる前には、決して健康とは言えない黒猫の“ルイス(Louis)”を飼っていたんだけど、時間をかけてケアすることで元気なり、私たちにとって最高の仲間になったの。今はもう亡くなってしまったけどね。」

「年を取っていたり、障がいがあったり、病気の猫は保護されてもなかなか引き取ってもらえないのが現状よ。でも“残り物には福がある”っていうでしょう。年寄りの猫は静かだし、ソファをダメにしたりはしないわ。それに病気の猫は私たちに忍耐や愛について教えてくれる。だからより多くの人に、動物たちをレスキューしてもらいたいの。」

そう語るマリアさんは、ボウイのInstagramに多数の写真や動画を投稿しており、フォロワー数は3万6千人を超えている。またコメント欄には「なんて美しい瞳なの」「本当にゴージャス」といった言葉が並んでおり、ボウイの人気はますます高まりそうである。

なおオッドアイの猫は左右の目の色は違うものの視力に影響はなく、目の色は光の量を加減する“虹彩”のメラニン色素の量が多いと黄色、少なくなるにつれて緑、青と変化するという。

ちなみにミュージシャンデヴィッド・ボウイオッドアイではなく、怪我によって眼の瞳孔(黒目)の大きさが左右で違う「瞳孔不同」だったそうだ。

画像は『Bowie The Cat 2020年1月16日Instagram「It’s Wednesday!」、2020年1月24日InstagramCaption this!」、2020年5月4日InstagramHappymothersday to all the crazy cat mums out there」、2019年10月4日Instagram「If it fits I sits!」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)

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